「地ノ巻」では、学生クレジットカードの基本事項を簡潔にまとめていきましたが、ここ「水ノ巻」では、学生の皆さんが実際にどうクレジットカードを使っていけばよいのか、順を追ってまとめていきたいと思います。

まず、はじめに本項では、学生がなぜクレジットカードを作ることができるのか?この点について見ていきましょう。

【「学生」はれっきとした職業?】

まず、学生は基本的に無収入です。当然アルバイトをなされている方も多いのでしょうが、それだけではクレジットカードを作れることはありません。

では、なぜクレジットカードを作れるのでしょうか?

これまで再三述べてきましたが、親権者の収入状況に寄るところは大きいでしょう。しかし、それよりも何よりも、「学生」という「身分」がクレジットカードを作りやすくしているのだと言えます。

つまり、大学や専門学校に進学できるほどの収入力を備えていると判断できるのです。ですから、他に例えて言うならば、経済力を持つ夫のいる、専業主婦と同様に考えることができるのです。

【クレジットカードはあくまで「支払い代行」】

クレジットカードは、その便利さから次第に「錯覚」に陥りやすい、ある種の危険なものであるということができます。

ですが、そこさえ認識していれば、これほど便利なものはありません。そして、自分の経済力を知り、それに沿う形で利用額を定めていくことを心がけていきましょう。そうすれば、やがては自分の信用につながっていきます。

初めてクレジットカードを使う方は、クレジットカードは単なる「支払い代行」だということを認識してください。そうすれば、湯水のように使うことはないでしょう。

【クレジットカード作成の際に必要なもの】

では、実際にクレジットカードを作成していくにあたり、必要なものについて記していきたいと思います。

まず学生証は必要となります。学生という「身分」を保証するものですから。そして、免許証や保険証といったものも必要になる場合があります。

また、実際に支払金額を引き落とすことのできる金融機関の通帳や届け印鑑も必ず持っておいてください。それと、カード会社によっては親権者の勤務先や収入状況を尋ねられることがあります。